論文 ·日本語 ·未確認
日本語の量の「多少」を表す語彙の分布と日本語教育語彙との対応
- 刊行年
- 2025-07-31
- 収録
- 『一橋大学国際教育交流センター紀要』 7 pp. 87-96
- 出版
- 一橋大学国際教育交流センター
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390870696570112640
- hdl
- http://hdl.handle.net/10086/0002061546
- uri
- https://hit-u.repo.nii.ac.jp/records/2061546
- doi
- 10.15057/0002061546
- openalex
- W7144069232
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390870696570112640
要旨
日本語の数や量を表す語彙を網羅的に扱い、意味カテゴリーにしたがって分類・整理した研究は見られない。本稿では、国立国語研究所の『分類語彙表 −増補改訂版−』から「量」の「多少」を表す語を抽出(261 語)し、語義を確認しながら意味カテゴリーを生成し、分類した。その結果、【多い系】【少ない系】【不定】等9 の上位カテゴリーと〈とても少ない〉〈やや多い〉等12の下位カテゴリーが生成され、【多い系】語彙126 語、【少ない系】語彙94 語で、4:3 の割合であった。続いて「日本語教育語彙表」を使用して日本語教育に必要な88 語を抽出し、レベル別のリストを作成した。ここでも【多い系】語彙は【少ない系】語彙の約1.5 倍であったが、上級にあがるにつれて【少ない系】語彙の割合が増えていき、【少ない系】語彙の習得がより難しい可能性が示唆された。また、【少&多】カテゴリーから唯一「日本語教育語彙表」に入っていた語「多少」は、文脈で語義が変わるため読み取りに注意が必要である。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390870696570112640(2026-08-12取得)
- openalex— W7144069232(2026-08-12取得)
引用キー: 三井2025日本語の量の多少を表