論文 ·日本語 ·未確認

接続助詞の前接語に見られる品詞の偏り

中俣 尚己

刊行年
2017
収録
『日本語の研究』 13(4) pp. 1-17
出版
日本語学会
言語
日本語
doi
10.20666/nihongonokenkyu.13.4_1
issn
1349-5119
jstage_journal
nihongonokenkyu
crid
1390001205787779328
ndl_bib_id
028561608
uri
http://id.ndl.go.jp/bib/028561608
naid
130006603125
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihongonokenkyu/13/4/13_1/_article/-char/ja/

要旨

<p>この論文では、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』を用い、接続助詞の前接語品詞の偏りを調査した。結果、B類接続助詞は前接語の動詞の割合が90%前後と高く、C類接続助詞は前接語の動詞の割合が60%前後と低いことがわかった。動詞の中をさらに詳しく調べると、B類の節では「いる」「ある」「見える」「違う」「テイル形」「ナイ形」といった状態を表す表現の割合がC類より少ないこともわかった。このような偏りが起こる原因としては、本研究でB類と分類した節は全て時制の区別を持たず、そのため既定的な命題は出現しえないからだと考えられる。また、「わけ」「はず」などの名詞由来の文末表現の前接語の動詞率はB類と等しく、「かもしれない」「だろう」「よ」などの名詞由来ではない文末表現の前接語の動詞率はC類と等しかった。</p>

主題

この書誌の出所

  • jstage— 10.20666/nihongonokenkyu.13.4_1(2026-08-12取得)
  • cinii— 1390001205787779328(2026-08-12取得)
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