論文 ·日本語 ·未確認

音素に基づく性差判別の試み : BCCWJの創作会話とCWPCの自然会話を比べて

中尾 桂子

刊行年
2022-03-03
収録
『統計数理研究所共同研究リポート』 456 pp. 105-116
出版
統計数理研究所
言語
日本語
crid
1390854717575436032
hdl
https://hdl.handle.net/20.500.14094/81013072
doi
10.24546/81013072
ndl_bib
R100000136-I1390854717575436032
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390854717575436032

要旨

一般に,創作された会話では現実の自然な会話の場合より,ジェンダー的要素がデフォルメされまた,その文体的特徴が,主に,女性語や男性語により表されると考えられているのではないか。この創作会話と自然会話の違いを,発話中に埋め込まれた性差という観点で比較してみるため,中尾(2021)を見直し創作会話として『現代日本語書き言葉均衡コーパス』(BCCWJ)書籍レジスターの会話部分を自然会話として『現日研・職場談話コーパス』(CWPC)を各々に含有される母音,子音に基づいて判別分析を行った。結果創作会話は自然会話より位相語が多いが若干,判別精度が低めで創作会話と自然会話では,判別に寄与する音素の影響範囲に違いがあると考えられた。このことから,音素による文体分析の可能性が示されると同時に,性別上の「らしさ」が統語レベルにもあり,深層部分でも表現上の社会的な性差の違いがあり得ることが考えられた。

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1390854717575436032(2026-08-12取得)
  • ndl— R100000136-I1390854717575436032(2026-08-12取得)
  • ndl— R100000136-I1390854717575436032(2026-08-12取得)

引用キー: 中尾2022音素に基づく性差判別

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