論文 ·日本語 ·未確認
同郷者集団による社会貢献と日本語教育への示唆―ABT 豊橋ブラジル協会の事例から―
- 刊行年
- 2026-03-31
- 収録
- 『京都文教大学地域協働研究教育センター 地域協働研究ジャーナル』 5 pp. 85-101
- 出版
- 京都文教大学地域協働研究教育センター
- crid
- 1050026425792010112
- uri
- https://kbu.repo.nii.ac.jp/records/2000410
- issn
- 2436-9667
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1050026425792010112
要旨
移住と教育の関係を分析したユネスコのレポートは「壁をつくるのではなく、橋を架ける」を強調し、言語教育とノンフォーマルな教育が果たす役割を重視している。移住者にとって言語・文化的基盤を共有する同郷者集団の支援は欠かせない。本論は「ABT 豊橋ブラジル協会」の取組事例を取り上げ、(1)同郷者集団の日本社会への貢献と(2)地域における日本語教育への示唆を考察する。研究方法は、視察訪問、提供資料分析、行政・協会への電話とメールによる情報補完である。ABTは生活支援に力を入れ多様な年齢層のニーズにあった包括的支援をし、とりわけ母語によるメンタルヘルス事業はニーズの高い取組であった。行政との密な協働体制は同郷者集団ならではの主体的貢献を可能にしている。地域における日本語教育への示唆として、同郷者集団との連携は、移住者が遭遇する目に見えぬ困難の理解を助け、日本語教育の質と効果の向上に資する。
この書誌の出所
- cinii— 1050026425792010112(2026-08-13取得)
引用キー: 中島2026同郷者集団による社会