論文 ·対照・比較 ·未確認
与那国方言の音韻変化と形態変化
- 刊行年
- 2022-01
- 収録
- 『国立国語研究所論集』 pp. 89-111
- 出版
- 国立国語研究所
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390009371645369728
- uri
- https://repository.ninjal.ac.jp/records/3532
- naid
- 120007184727
- issn
- 2186-1358
- doi
- 10.15084/00003515
- ndl_bib
- R100000136-I1390009371645369728
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390009371645369728
要旨
本論文では日琉諸語(日本語諸方言および琉球語諸方言)の最西端で話されている与那国方言(ドゥナンムヌイ)の音韻変化と形態変化について整理し,特に先行研究で議論が少ない諸点について筆者の考えを提示し,今後の研究のための材料を提供することを目的とする。音韻変化について,与那国方言では次の変化が生じたと考える:狭母音の前での*/s/の重子音化(とそれに伴う破擦化),母音間の*/k/の有声化,*/i/の後での子音の順行口蓋化,および*/ni/の鼻母音化。形態変化について,与那国方言では次の変化が生じたと考える:シアリ形に由来する接続形の*-i+ari >*-je,非意志的自動詞の完了形での*-ai-uN > -aN,i語幹動詞のir語幹化への類推による*–is- > –ir-,および形容詞語幹における接辞*-sa > [-ha] > -a。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390009371645369728(2026-08-12取得)
- ndl— R100000136-I1390009371645369728(2026-08-12取得)
引用キー: 中澤2022与那国方言の音韻変化