論文 ·対照・比較 ·未確認
南琉球与那国方言における動詞のアクセント交替の通時的考察
- 刊行年
- 2023-01
- 収録
- 『国立国語研究所論集』 24 pp. 169-194
- 出版
- 国立国語研究所
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390576424445980032
- uri
- https://repository.ninjal.ac.jp/records/3710
- issn
- 2186-1358
- doi
- 10.15084/00003693
- ndl_bib
- R100000136-I1390576424445980032
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390576424445980032
要旨
南琉球与那国方言には動詞のアクセントにA, Bb, Bc, Bcc, Bccc, Cの6つのパターンが認められる。日琉諸語の多くは動詞アクセントの系列に2パターンの対立しかなく,与那国方言の6パターンもの区別が古いものか新しいものかが問題となる。本論文では,主に通時的観点から,非A型の交替パターンのうち,例外となるBcccおよびCを除いたBb, Bc, Bccの違いは,語幹の長さと語幹末音に基づいて与那国方言で生じた改新であることを主張する。また,動詞アクセントと活用形をもとに,与那国方言にはかつて中止形と連用形の区別があったこと,アクセント上例外となる例は概ね通時的に説明可能であること,二重母音と撥音では音節量の扱いが異なることを主張する。動詞アクセント交替は,複合語などにも見られるC型 > B型という与那国方言に推定されるアクセント変化を支持する。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390576424445980032(2026-08-12取得)
- ndl— R100000136-I1390576424445980032(2026-08-12取得)
引用キー: 中澤2023南琉球与那国方言にお