論文 ·日本語 ·未確認

従属節における「たい」と「たがる」

中里, 理子

刊行年
1992-07-25
収録
『言語文化と日本語教育』 3 pp. 12-23
出版
お茶の水女子大学日本言語文化学研究会
言語
日本語
crid
1050001202951375360
hdl
http://hdl.handle.net/10083/50097
uri
https://teapot.lib.ocha.ac.jp/records/39106
naid
120002835985
issn
09174206
ndl_bib
R100000136-I1050001202951375360
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1050001202951375360

要旨

一般に「たい」は話し手の希望を、「たがる」は第三者の希望を表すが、第三者の希望に「たい」を、話し手の希望に「たがる」を用いる場合がある。ここでは連体修飾節・その他の従属節に現れるものについて従来の説を再検討し、若干の修正を加えた。特に、主節と従属節の主格の一致・不一致によって「たい」と「たがる」の使い分けを考える説には例外が多く、条件として認めにくいように思われた。第三者の「たい」は、従属節中ではなく修飾句外(主節)が推測・伝聞・疑問及び判断の形式になる必要がある。また、連体修飾節にあっては特定の名詞を修飾しないという特徴もある。話し手の「たがる」は自己の希望を外に表し他者に働きかける場合は、ほとんどの従属節で用いることができる。「たい」「たがる」の違いは人称の違いというより、感情主の気持ち優先かその言動を見聞きする観察者の判断優先か、という違いになるのではないか。

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1050001202951375360(2026-08-12取得)
  • ndl— R100000136-I1050001202951375360(2026-08-12取得)

引用キー: 中里1992従属節におけるたいと

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