論文 ·日本語 ·未確認
コーパスにおける格助詞の使用実態
- 刊行年
- 2015
- 収録
- 『計量国語学』 30(3) pp. 127-145
- 出版
- 計量国語学会
- 言語
- 日本語
- doi
- 10.24701/mathling.30.3_127
- issn
- 0453-4611
- jstage_journal
- mathling
- crid
- 1390581468909729792
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/mathling/30/3/30_127/_article/-char/ja/
要旨
現代日本語の格助詞について,『現代日本語書き言葉均衡コーパス』(BCCWJ)及び『日本語話し言葉コーパス』(CSJ)における用いられ方を観察し,書き言葉と話し言葉の違い,及びそれぞれのレジスターごとの違いを明らかにした.BCCWJ はコアのみ(新聞,雑誌,書籍,白書,知恵袋,ブログ)を調査対象とし,CSJ は,同一話者による独話(学会講演)と対話(自由会話)4件ずつを対象として調査を行った. BCCWJ もCSJ も,全語数の約30%が助詞であり,助詞の中では格助詞が最も多い.BCCWJにおいて,白書と知恵袋は対極にある.白書はデの代わりにニオイテを用いるなど,かたい書き言葉としての性質を持っている.新聞は多少白書に似た性質を持つ.知恵袋とブログは,ともに話し言葉的な性質を帯びているが,知恵袋の方がより独特である.CSJにおいては,学会講演と自由会話で性質が異なる.CSJの学会講演と,BCCWJのかたいタイプの書き言葉(白書・新聞)には類似点が見られる.
主題
この書誌の出所
- jstage— 10.24701/mathling.30.3_127(2026-08-12取得)
- cinii— 1390581468909729792(2026-08-12取得)
引用キー: 丸山2015コパスにおける格助詞