論文 ·日本語 ·未確認
名詞述語文,形容動詞述語文,ウナギ文
丹羽 哲也 ・ NIWA Tetsuya ・ 哲也 丹羽
- 刊行年
- 2005-10
- 収録
- 『日本語科学』 18 pp. 5-24
- 出版
- 国立国語研究所
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390853649698297344
- uri
- https://repository.ninjal.ac.jp/records/2159
- ndl_bib_id
- 7878332
- naid
- 120006595308
- doi
- 10.15084/00002143
- openalex
- W1498065321
- mag
- 1498065321
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390853649698297344
要旨
本稿は,「AはBだ」型の文の中で,名詞述語文の一つのタイプ,形容動詞述語文,いわゆるウナギ文の間に,共通の性格があることを主張する。名詞述語文の一つである「帰属文」(いわゆる措定文)は,「Aが集合Bに帰属する」関係を表す。形容詞・形容動詞述語文は「AはSがB」という側面語をもつ構文が可能で,「Aは[SがB]という性質を持つ」ことを表すが,これは「[AのS]がBに帰属する」ということと意味的に等価である。性質文の一つである形容動詞述語文が名詞述語文と同じ形であり得る理由は,この帰属という性格を共有するからだと考える。典型的性質文「AはB」とウナギ文「AはB」とは,「AはSがB」という意味的な三項関係を持つ点で共通し,「AはB」単独で自立した意味を表すか否かで異なる。ウナギ文は,Sの推論に文脈の助けが必要か否か,[SがB]が帰属関係か指定関係か,Bが名詞か形容詞・形容動詞かによっていくつかのタイプに分けられる。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390853649698297344(2026-08-12取得)
- openalex— W1498065321(2026-08-12取得)
引用キー: 丹羽2005名詞述語文形容動詞述