論文 ·日本語 ·未確認

関東・東北地域における動詞ラ行音節の撥音化と促音化の実態 : 日本語諸方言コーパス(COJADS)のデータより

佐藤 久美子 Kumiko Sato

刊行年
2024-07
収録
『国立国語研究所論集』 27 pp. 19-34
出版
国立国語研究所
言語
日本語
crid
1390300833108484992
uri
https://repository.ninjal.ac.jp/records/2000276
issn
2186-1358
doi
10.15084/0002000276
ndl_bib
R100000136-I1390300833108484992
openalex
W7143944506
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390300833108484992

要旨

日本語の自然談話では,子音/r/を含む音節(以下,ラ行音節)が撥音化・促音化することがある(例えば,「ワカラナイ」が「ワカンナイ」,「クルカラ」が「クッカラ」)。このような現象は日本全国に見られるが,それが地理的に偏って分布していること(上野(編)1989),頻度や環境は方言によって異なることが部分的に指摘されている(大橋1974,日野1984,田附2019など)。本稿では日本語諸方言コーパス(Corpus of Japanese Dialects: COJADS)を用いて,関東・東北地域の自然談話データに見られる動詞ラ行音節の撥音化・促音化の実態を報告する。具体的には,以下の三つを指摘する。(i)撥音化と促音化の現象は関東・東北地域に連続して分布しており,宮城・福島・茨城を中心として,その周辺に広がっている(ii)撥音化と促音化の頻度は強い相関があるが,一方に偏る方言がある(iii)撥音化と促音化が起こる音環境には方言間のバリエーションがある。

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1390300833108484992(2026-08-12取得)
  • ndl— R100000136-I1390300833108484992(2026-08-12取得)
  • openalex— W7143944506(2026-08-12取得)

引用キー: 佐藤2024関東東北地域における

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