論文 ·日本語 ·未確認
静岡県東部方言におけるダラ : 他の形式との比較から
- 刊行年
- 2026-01-31
- 収録
- 『筑波日本語研究』 30 pp. 27-56
- 出版
- 筑波大学大学院博士課程人文社会系日本語学研究室
- 言語
- 日本語
- crid
- 1050025661769975424
- hdl
- http://hdl.handle.net/2241/0002021553
- uri
- https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/records/2021553
- ndl_bib_id
- 034576640
- issn
- 13424793
- ndl_bib
- 034576640
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1050025661769975424
要旨
本稿では静岡県東部方言におけるダラについて用法面、形態面、統語面を取り上げ、ラなどの関連する他の形式との比較を中心に実際の調査に基づいて記述を試みた。まず、先行研究の挙げる〈推量〉の用法や〈確認要求〉の用法に加えて〈同意要求〉や〈疑いの疑問文〉の用法を持つことを確認した。次に〈推量〉の用法において動詞述語文や形容詞述語文ではラが共通語のダロウに相当し、ダラが共通語のノダロウに相当し、用法面でも形態面でも対立を成すのに対して名詞述語文や形容動詞述語文ではダラのみが適格となり、形態面の対立が中和することを確認した。また、〈確認要求〉などの用法においても動詞述語文や形容詞述語文ではラがダロウに相当し、ダラがノダロウに相当する対立を成す可能性を示唆した。最後に従属節内では用いられないことや終助詞と共に用いられにくいことを確認し、ンダラやナンダラについて更なる検討の余地があることを示した。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1050025661769975424(2026-08-12取得)
- ndl— 034576640(2026-08-12取得)
- ndl— R000000025-I008430007244788(2026-08-12取得)
引用キー: 佐野2026静岡県東部方言におけ