論文 ·日本語 ·未確認

複合助詞「であれ」「にせよ」「にしろ」の変遷

北﨑 勇帆

刊行年
2016
収録
『日本語の研究』 12(4) pp. 1-17
出版
日本語学会
言語
日本語
doi
10.20666/nihongonokenkyu.12.4_1
issn
1349-5119
jstage_journal
nihongonokenkyu
crid
1390282680763589120
ndl_bib_id
027674151
uri
http://id.ndl.go.jp/bib/027674151
naid
130005531097
ndl_bib
027674151
openalex
W2613798755
mag
2613798755
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihongonokenkyu/12/4/12_1/_article/-char/ja/

要旨

<p>本稿では, 動詞「あり」「す(る)」の命令形を用いて逆接仮定的な構文を作る複合助詞「であれ」「にせよ」「にしろ」について, その形態の歴史的変遷を調査した。「であれ」相当形式は中古に「用言連用形+もあれ」「体言+にもあれ」として発生し, 中世以降, 体言が前接する場合に限って「にてもあれ」「でもあれ」へと姿を変える。「にせよ」「にしろ」相当形式は中世頃に「動詞連用形+もせよ」として発生し, 近世に「にもせよ」「にもしろ」が現れると, 次第に「であれ」相当形式の使用数を上回る。この移行の要因として, 動作についての逆接仮定を示すために補助動詞「す」が採用されたこと, 体言・用言のいずれに対しても同形態で接続できる「にもせよ」「にもしろ」に利便性があったことを論じた。</p>

主題

この書誌の出所

  • jstage— 10.20666/nihongonokenkyu.12.4_1(2026-08-12取得)
  • cinii— 1390282680763589120(2026-08-12取得)
  • ndl— 027674151(2026-08-12取得)
  • openalex— W2613798755(2026-08-12取得)

引用キー: 北﨑2016複合助詞であれにせよ

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