論文 ·日本語 ·未確認
体育授業における思考・判断を促すICTを利用した指導方法に関する実践的研究
- crid
- 1040000782322279552
- kaken
- 26934010
- jgn
- JP26934010
- uri
- https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26934010/
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1040000782322279552
要旨
本研究の目的は、小学校体育授業における思考・判断を効果的に獲得させるICTの効果的な利用方法を実践的に明らかにすることであった。今後の我が国の教育で求められる日本型資質・能力の枠組みは、21世紀型能力と言われる(国立教育政策研究所、2013)が、その中核にあたるのが、思考力である。本研究は、その思考力を、体育授業で求めていくための発達段階に応じた具体的な体育実践の在り方を検討しようとするものである。その際, 思考・判断の育成に関するツールとしてタブレットPCに着目した。当該のツールは携帯可能なため、授業中に実施した運動や動きの映像を容易に撮影・視聴でき、さらに、思考・判断を自己評価したりすることが可能である。 対象は、高学年に当たる第5学年の3クラスのハードル走の単元であった。タブレットPCの使用に関する条件は、①5-6名のグループに2台用いた、②ハードル走の試技の映像を撮影した、③振り返りの際にその映像を使用した。 以下の3つの活用方法を適用し、学習成果及び学習過程を比較検討した。(1)個人の必要性に応じて使用、(2)一人一人の1回の試技毎に使用、(3)2-3回の試技毎に1回使用、であった。 収集したデータは、(1)抽出グループの会話、(2)学習者行動、(3)思考力・判断力に関わる調査、(4)形成的授業評価、(5)体育授業に対する愛好的態度調査、であった。 その結果、第一に、いずれの活用方法にも関わらず、形成的評価、愛好的態度に大きな違いは見られなかった。高学年において, 使用回数を設定してタブレットPCを使用しても、愛好的態度等に大きな影響をしないことがわかった。第二に、タブレットPCのいずれの活用方法において, ハードル走の技能の思考・判断に関する発話がみられた。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1040000782322279552(2026-08-13取得)
引用キー: 吉井体育授業における思考