論文 ·日本語 ·未確認
医療コミュニケーション適切化のための医学・医療用語の課題-世論調査にみる国民の期待とそれに応える医師の工夫-
吉岡 泰夫 ・ 相澤 正夫 ・ 朝日 祥之 ・ 相沢 正夫 ・ YOSHIOKA Yasuo ・ AIZAWA Masao ・ ASAHI Yoshiyuki
- 刊行年
- 2007
- 収録
- 『日本語科学(国書刊行会) 21』 21 pp. 23-41
- 出版
- 国書刊行会
- 言語
- 日本語
- NDL書誌ID
- R100000136-I1010282256915166465
- CiNii CRID
- 1010282256915166465
- URI
- https://repository.ninjal.ac.jp/records/2187
- NDL書誌ID
- 8801044
- CiNii NAID
- 120006595329
- DOI
- 10.15084/00002171
- URL
- https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000136-I1010282256915166465
要旨
医療コミュニケーションの適切化を目指して,医学・医療用語をめぐる具体的な課題を明らかにするための調査を実施した。調査結果の分析から,次の2点が明らかになった。(1)難解な医学・医療用語が増加する中で,分かりやすい言葉による医師の説明を期待する国民は多く,特に,漢語,外来語,アルファベット略語の専門用語に,言い換えや説明を求めている。医師側も,患者や家族の理解と納得が得られるよう,説明の仕方には工夫が必要だと意識している。患君や家族が理解する必要性の高い専門用語から優先的に,分かりやすく誤解を招かない言い換えや説明を検討する必要がある。(2)癌末期の対処などよくない知らせを伝えられるとき,新しい概念を表す外来語や露骨さをやわらげた表現を使ってほしい,それによって不安や心配を解消し,医師を信頼したいと望む国民は多い。医師側も患者や家族と医療情報を共有し,ラポール(共感を伴う信頼関係)を築いて対処行動をとるべきだと意識している。今後は,医師と言語研究者が協力して,具体的なコミュニケーション方略を検討し,成果を医療現場に提供していく必要がある。
主題
この書誌の出所
- ndl— R100000136-I1010282256915166465(2026-08-12取得)
- ndl— R100000136-I1010282256915166497(2026-08-12取得)
- cinii— 1010282256915166465(2026-08-12取得)
- cinii— 1010282256915166497(2026-08-12取得)
- cinii— 1390290699744890240(2026-08-13取得)
引用
吉岡 泰夫・相澤 正夫・朝日 祥之・相沢 正夫・YOSHIOKA Yasuo・AIZAWA Masao・ASAHI Yoshiyuki(2007) 医療コミュニケーション適切化のための医学・医療用語の課題-世論調査にみる国民の期待とそれに応える医師の工夫- 『日本語科学(国書刊行会) 21』 21 pp. 23-41 国書刊行会
吉岡2007医療コミュニケション