論文 ·日本語 ·未確認
「る・らる」における肯定可能の展開
- 刊行年
- 2013
- 収録
- 『日本語の研究』 9(4) pp. 18-32
- 出版
- 日本語学会
- 言語
- 日本語
- DOI
- 10.20666/nihongonokenkyu.9.4_18
- ISSN
- 1349-5119
- J-STAGE
- nihongonokenkyu
- CiNii CRID
- 1390282680763382912
- NDL書誌ID
- 024926411
- URI
- http://id.ndl.go.jp/bib/024926411
- CiNii NAID
- 110009810396
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihongonokenkyu/9/4/9_KJ00009327345/_article/-char/ja/
要旨
可能の「る・らる」は,中古では否定可能を表す用法しか持たず,中世になって肯定可能を表す用法が現れたと言われている。本稿では,通説の検証を行いながら,肯定可能の「る・らる」の展開を描く。まず,実現の有無という観点から肯定可能を<既実現可能><未実現可能>の2類に分け,事態の性質によって,I既実現の個別的事態,II恒常的事態,III一般論,IV未実現の個別的事態の4種に分ける。その上で,中世以前はI〜IIIの<既実現可能>に留まり,IVの<未実現可能>は近世に現れることを示す。また,<未実現可能>が出現した要因を,未実現の事態の表現方法の変化のなかに求める。
主題
この書誌の出所
- jstage— 10.20666/nihongonokenkyu.9.4_18(2026-08-12取得)
- cinii— 1390282680763382912(2026-08-13取得)
引用
吉田 永弘(2013) 「る・らる」における肯定可能の展開 『日本語の研究』 9(4) pp. 18-32 日本語学会
吉田2013るらるにおける肯定可