論文 ·日本語 ·未確認

とりあえず“そのうち食事でもしましょう“

塩田 雄大

刊行年
2024-02-01
収録
『放送研究と調査』 74(2) pp. 34-59
出版
NHK放送文化研究所
言語
日本語
crid
1390299207438533888
issn
0288-0008
doi
10.24634/bunken.74.2_34
ndl_bib
R100000136-I1390299207438533888
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390299207438533888

要旨

調査の結果から、回答者の属性別の傾向として、それぞれ相対的に次のような傾向が明らかになった。 ▶「(お)問い合わせいただく」という言い方における接頭辞「お」の着脱に関し、全体的には、接頭辞「お」ありの形・ない形の両方とも認めるという回答が多いものの、圧倒的というほどでもない。また若年になるほど「お」ありの形への支持が多い。一方、「(ご)閲覧いただく」と「(ご)アクセスいただく」については、接頭辞「ご」なしの形への支持が全体的に多く、また若年になるほどその傾向が強い。 ▶「「させていただく」という言い回しを用いた表現のほうが感じがよい」とする回答は、おおむね、年代別には70代をピークとしてもっとも多く、年代が若くなるほど少なくなっている。また、この回答は大卒層ではあまり多くない。地域別には、関西のほうが関東よりも多い。以上の傾向は、過去の調査結果とほぼ共通している。 ▶「ここをまっすぐ[行ってもらったら]、ありますよ」という言い方への支持は、年代が若くなるほど多くなっている。大卒層の支持が多い。そして関西での支持が多い。 ▶「(実際には食事するつもりがないときに)そのうち食事でもしましょう」などの配慮表現や、参加したくない会への参加の誘いに対する返事として「(本当はスケジュールが空いているのだが)行きたいのだけれども、ほかの予定が入っていてどうしても行けない、とその場で伝える」などの配慮的言語行動に対しては、おおむね、30代をはじめとする社会的活躍層での支持が全般的に多く、一方、80歳以上での支持がもっとも少ない。また、大卒層での支持が多い。 ▶あいさつ表現に関して、「女性」「30代」「大卒層」「関東」では「必ず言う」という回答が特に多い。 ▶近所の人からの「どちらへいらっしゃるんですか」のような声かけに関して、「男性」「70代・80歳以上」「東北」では、これは「あたりまえのあいさつ」だという回答が特に多い。

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1390299207438533888(2026-08-12取得)
  • ndl— R100000136-I1390299207438533888(2026-08-12取得)

引用キー: 塩田2024とりあえず“そのうち

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