論文 ·日本語 ·未確認
係り受け解析との同時実行に基づく日本語文の語順整序
- 刊行年
- 2016-02-01
- 収録
- 『電子情報通信学会論文誌D 情報・システム』 J99-D(2) pp. 201-213
- 出版
- The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
- crid
- 1390283687150634752
- issn
- 1880-4535
- doi
- 10.14923/transinfj.2015jdp7038
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390283687150634752
要旨
日本語は語順が比較的自由であるといわれているが,語順に関する選好がないわけではない.そのため,文法的には間違っていないものの読みにくい語順をもった文が作成されることがある.本論文では,読みにくい語順の日本語文に対して,読みやすい語順となるように文節を並べ替える手法を提案する.本手法は,係り受け構造が付与されていない文を入力とし,係り受け解析と語順整序を同時に行う.係り受けと語順の適切さを同時に考慮することにより,読みやすい語順に精度よく整えることができる.評価実験では,文法的には間違っていないものの読みにくい語順をもつ文を新聞記事から擬似的に552文作成し,それらに対して語順整序を実行した.元の新聞記事文の語順を正解としたときの,語順整序結果との一致を測定した結果,本手法による語順整序結果は,比較のために設定した二つのベースラインと比べ高い正解率(83.82%)を達成しており,本手法の有効性を確認した.
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390283687150634752(2026-08-12取得)
引用キー: 大野2016係り受け解析との同時