論文 ·日本語 ·未確認
日本語の固有語と高級語彙の使い分けについて : 英日通訳の授業から
- 刊行年
- 2017-02-09
- 収録
- 『大阪大学日本語日本文化教育センター授業研究』 15 pp. 19-30
- 出版
- 大阪大学日本語日本文化教育センター
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390290699784647424
- hdl
- https://hdl.handle.net/11094/60428
- ndl_bib_id
- 028006248
- uri
- http://id.ndl.go.jp/bib/028006248
- naid
- 120005998719
- issn
- 24239410
- doi
- 10.18910/60428
- ndl_bib
- 028006248
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390290699784647424
要旨
「語種」によって日本語を分けると、和語(大和言葉)、漢語(字音語)、外来語(西洋語)、混種語に分けるのが一般的である。『新選国語辞典』第9版(小学館)には、収録した一般語の内訳が、和語33.2%、漢語49.4%、外来語9.0%、混種語8.4%であったことが記されている。本稿では、この中でも、和語を「固有語」、漢語を「高級語彙」と位置づけ、英語と比較しながら、日本語の口頭表現、特に英→日通訳の際に好ましい「固有語」「高級語彙」の使い分けがあるのかどうかを探っていく。英語の高級語彙は、古典ギリシャ語、ラテン語であり、固有語はゲルマン系の語が相当すると考えられる。日本語では、高級語彙は中国語(漢字の音読み)が、固有語は大和言葉(訓読み)が相当すると考えてよいようだ。日本語、英語を問わず、高級語彙は、聞いてわかりにくく格式ばった状況で使われ、固有語は聞いてわかりやすく、くだけた状況で使う傾向がある。また、これに関連して漢語の呉音、漢音、唐宋音を取り上げ、日本語の音読み、訓読みについて留学生に説明した実践例も紹介したい。
この書誌の出所
- cinii— 1390290699784647424(2026-08-12取得)
- ndl— 028006248(2026-08-12取得)
引用キー: 小倉2017日本語の固有語と高級