本文へ移動

論文 ·日本語 ·未確認

富山県笹川方言における形容動詞述語形式--名詞述語と異なる「~ナ」「~ナカッタ」等を中心に

小西 いずみ ・ 小西, いずみ ・ Izumi Konishi

刊行年
2001-09-29
収録
『國語學』 52(3) pp. 30-44
出版
日本語学会
言語
日本語
NDL書誌ID
5893815
OpenAlex
W1873247478
MAG
1873247478
CiNii CRID
1050022089734502656
URI
https://hiroshima.repo.nii.ac.jp/records/2011811
NDL書誌ID
5893815
CiNii NAID
110002533736
ISSN
0491-3337
URL
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I5893815

要旨

富山県笹川方言における形容動詞述語形式には, 名詞述語と同形の「~ジャ/ジャッタ/ジャロー」等とともに, 名詞述語とは異なる「~ナ/ナカッタ/ナカロー」等がある。「~ナ」は連体用法のほかに終止用法も持ち, また「カ」(疑問の「か」)や「ミタイナ」(みたいだ)が後続する場合にも使われるが, 「~ジャ」は終止用法しか持たない。また, 終止用法では, 「~ナ」は詠嘆文で, 「~ジャ」は真偽判断文で用いられやすいという違いがある。そこで, 「~ナ」は, 形容詞の「~イ」形と同じように, テンス・モダリティに関して無標の形式であり, 「~ジャ」は〈断定〉を表す有標の形式であると考えられる。「~ナカッタ/ナカロー」などの形式は「~ナ+付属的用言カッタ/カロー/…」, 名詞述語と同形の形式は「語幹形+付属的用言ジャ/ジャッタ/…」と分析できる。以上から, この方言の形容動詞は, 名詞とは異なる述語形式もとるものの, 類型論的には名詞的性格が強いと言える。

主題

この書誌の出所

  • ndl— 5893815(2026-08-12取得)
  • ndl— R000000025-I013720006665038(2026-08-12取得)
  • openalex— W1873247478(2026-08-12取得)
  • cinii— 1050022089734502656(2026-08-13取得)

引用

小西 いずみ・小西, いずみ・Izumi Konishi(2001-09-29) 富山県笹川方言における形容動詞述語形式--名詞述語と異なる「~ナ」「~ナカッタ」等を中心に 『國語學』 52(3) pp. 30-44 日本語学会

小西2001富山県笹川方言におけ
書誌 67,320件 語別索引 17,251件 資源 113件 研究者 303名 JSON