論文 ·日本語 ·未確認

Processability theoryに基づいた第二言語習得研究

峯, 布由紀

刊行年
2002-05-24
収録
『言語文化と日本語教育. 増刊特集号, 第二言語習得・教育の研究最前線』 2002 pp. 28-44
出版
日本言語文化学研究会
言語
日本語
crid
1050863782913635584
hdl
http://hdl.handle.net/10083/0002004454
uri
https://teapot.lib.ocha.ac.jp/records/2004454
issn
09174206
ndl_bib
R100000136-I1050863782913635584
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1050863782913635584

要旨

本稿ではProcessability theory(言語処理可能性理論: 筆者訳)の概要や理論的背景、第二言語習得研究等でどのような影響を及ぼしているか、また、この理論に対する批判等を考察しながら、Processability theoryの妥当性を概観した。更に、この理論を用いて行われた日本語の習得研究を紹介し、ここで示された日本語の発達段階を、Processability theoryを用いていない日本語習得研究の成果と比較、検証した。これまでの日本語の習得研究では、特に、「は」「が」の習得、およびヴォイス(受身、使役、授受表現)の習得研究において、日本語の習得にはどこに焦点を当てて話すか、誰の立場で話すかといった視点の習得が必要であり、そして、それは習得困難な項目であると指摘されている。しかし、Processability theoryで示される発達段階にはそれが考慮されておらず、現在のProcessability theoryに基づく研究により示された日本語の発達段階では予測範囲が限られていると思われる。日本語においてもProcessability theoryの妥当性は横断および縦断研究により実証されてはいるが、視点の習得を考慮した発達段階の枠組みの再構成により、日本語の発達段階の予測可能な範囲が拡大し、精緻化すると期待される。

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1050863782913635584(2026-08-12取得)
  • ndl— R100000136-I1050863782913635584(2026-08-12取得)

引用キー: 峯2002Processabi

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