論文 ·日本語 ·未確認
子どもの言語問題 : 国語嫌いについて(<特集>日本の言語問題)
- 刊行年
- 1999
- 収録
- 『社会言語科学』 2(1) pp. 15-24
- 出版
- 社会言語科学会
- 言語
- 日本語
- doi
- 10.19024/jajls.2.1_15
- issn
- 1344-3909
- jstage_journal
- jajls
- crid
- 1390001205772465792
- ndl_bib_id
- 4880584
- uri
- http://id.ndl.go.jp/bib/4880584
- naid
- 110009569898
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jajls/2/1/2_KJ00008439733/_article/-char/ja/
要旨
本稿は,子どもの言語問題について,主に子どもの国語嫌いの実態について論述した.要点をまとめると,以下のようになる.1.子どもの伝統的な言語問題として,共通語教育と漢字教育の2つをあげることができる.ただし,現在では,共通語教育の比重は減じている.しかし,漢字教育の比重は変わらない.2.子どもの新しい言語問題として,読書離れ,作文嫌い,国語嫌いの3つをあげることができる.3.国語嫌いの実態に関して,小学生を対象にアンケートを行った.国語は,算数,社会,音楽に次いで,子どもにとって嫌いな教科である.また,高学年ほど国語嫌いが多くなり,女子よりも男子に国語嫌いが多い.4.国語嫌いの原因として大きなものに,また学年が上がるほど大きな原因となるものに,作文,漢字,答えのはっきりしないこと,宿題の多いこと,の4つをあげることができる.5.言語活動に関心を持つ子どもに,国語嫌いの子どもが少ないという傾向がある.6.漢字の学習負担の軽減と,子どもにとっておもしろく,そして,論理的な答えの出しやすい教材の開発の2つのことを,国語嫌いの解決のための解決策として提案した.
主題
この書誌の出所
- jstage— 10.19024/jajls.2.1_15(2026-08-13取得)
- cinii— 1390001205772465792(2026-08-13取得)
引用キー: 島村1999子どもの言語問題