論文 ·日本語 ·未確認
方言研究における地形情報としてのDEM(数値標高モデル)導入の試み : 言語地図分析における〈精密立体投影〉手法の可能性
島田 泰子 ・ 芝原 暁彦 ・ SHIMADA Yasuko ・ SHIBAHARA Akihiko
- 刊行年
- 2017-01
- 収録
- 『国立国語研究所論集』 pp. 111-124
- 出版
- 国立国語研究所
- crid
- 1390853649698114816
- uri
- https://repository.ninjal.ac.jp/records/872
- ndl_bib_id
- 027970183
- naid
- 120005950343
- issn
- 2186-134X
- doi
- 10.15084/00000856
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390853649698114816
要旨
方言分布形成の解明にとって重要な参照事項である地形情報ならびに各種地理情報を,正確かつ直感的に参照できる方法として,精密立体投影(HiRP = Highly Realistic Projection Mapping)という手法の導入を提言する。DEM(数値標高モデル)に基づく三次元造形物である精密立体地形模型を作成し,その表面に,プロジェクターによる光学投影(プロジェクションマッピング)を行い各種の地理情報を重ね合わせることで,地形・河川の流路・交通網などといった複数の地理情報を,同時に照合することが可能となる。言語地図における言語外地理情報の照合作業は,従来,特殊な鍛錬なしには困難を伴うものであったが,この精密立体投影(HiRP)により,その精度が飛躍的に向上する。本稿では,精密立体投影(HiRP)の技術や装置の詳細を紹介するとともに,具体的な分析事例として,長野県伊那諏訪地方における「ぬすびとはぎ(ひっつき虫)」の分布データにおける経年変化を取り上げ,これを検証する。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390853649698114816(2026-08-12取得)
引用キー: 島田2017方言研究における地形