論文 ·日本語 ·未確認
能登島諸方言におけるアクセントの変化 : 「語頭隆起」とその後
- 刊行年
- 2015
- 収録
- 『日本語の研究』 11(1) pp. 18-35
- 出版
- 日本語学会
- 言語
- 日本語
- doi
- 10.20666/nihongonokenkyu.11.1_18
- issn
- 1349-5119
- jstage_journal
- nihongonokenkyu
- crid
- 1390001205787747584
- ndl_bib_id
- 026003433
- uri
- http://id.ndl.go.jp/bib/026003433
- naid
- 110009975226
- ndl_bib
- 026003433
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihongonokenkyu/11/1/11_KJ00010003663/_article/-char/ja/
要旨
金田一(1954[1975])は,石川県能登島諸方言のアクセントが京阪式アクセントから東京式アクセントへの変化の中間段階を反映しているとした。確かに,能登島別所方言における動詞活用形のアクセント交替現象などから,この方言の先史において金田一の想定する「語頭隆起」が起こったと考えられる。また,別所方言と近隣の向田方言との比較からは,向田方言において「語頭隆起」の後,隆起した語頭拍がアクセント核を担うようになる変化と,もとあったアクセント核の有無および位置を保持しつつ,語声調の対立を失うという変化が起こりつつあるものと考えられる。特に後者の変化は,現代東京方言と京都方言における複合語アクセントの対応関係とも符合するものである。「語頭隆起」の後の変化についても能登島諸方言のアクセントは東京式と京阪式とを結ぶ変化モデルとなるのである。
主題
この書誌の出所
- jstage— 10.20666/nihongonokenkyu.11.1_18(2026-08-12取得)
- cinii— 1390001205787747584(2026-08-12取得)
- ndl— 026003433(2026-08-12取得)
引用キー: 平子2015能登島諸方言における