論文 ·日本語 ·未確認
『訓蒙図彙』元禄版本の「今云」注記の改訂
張, 艶軍 ・ チョウ, エングン ・ ZHANG, Yanjun
- 刊行年
- 2024-03-01
- 収録
- 『語学教育研究論叢』 41 pp. 65-76
- 出版
- 大東文化大学語学教育研究所
- 言語
- 日本語
- crid
- 1050018274937884416
- uri
- https://opac.daito.ac.jp/repo/repository/daito/54406/
- ndl_bib_id
- 033348440
- issn
- 0911-8128
- ndl_bib
- R000000025-I014360006138202
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1050018274937884416
要旨
「今云」注記は、初版本系統の三種の版本にのみ31例(全語彙数31項目)確認されるが、版を一新した元禄版本・寛政版本のほとんどの項目には見られず、引用語彙のみが継承されている。元禄版本・寛政版本は、「今云」注記の削除によって、何をめざしたのか。本稿では、「今云」注記をもつ三項目「蓼(たで)」「蕪菁(あをな・な)」「土肉(こ・なまこ)」を取りあげ、五種の版本の項目構成を検討する。これによって、元禄版本が、初版本の重視した漢語・和訓・下位分類等の多くを削除し、口語語彙・俗語語彙のみを残し、その代わりに本草学の薬効の記事を増補したことを考証し、中村惕斎の手を離れた元禄版本以降の『訓蒙図彙』が持つようになった本草書的な性格の質をあきらかにする。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1050018274937884416(2026-08-13取得)
- ndl— R000000025-I014360006138202(2026-08-13取得)
引用キー: 張2024訓蒙図彙元禄版本の今