論文 ·日本語 ·未確認
誤り分析に基づく日本語事実性解析の課題抽出
成田 和弥 ・ 水野 淳太 ・ 上岡 裕大 ・ 菅野 美和 ・ 乾 健太郎 ・ Kazuya Narita ・ Junta Mizuno ・ Yudai Kamioka ・ Miwa Kanno ・ Kentaro Inui
- 刊行年
- 2015
- 収録
- 『自然言語処理』 22(5) pp. 397-432
- 言語
- 日本語・英語
- DOI
- 10.5715/jnlp.22.397
- ISSN
- 1340-7619
- J-STAGE
- jnlp
- OpenAlex
- W2314302466
- MAG
- 2314302466
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jnlp/22/5/22_397/_article/-char/ja/
要旨
事実性は,文中の事象の成否について,著者や登場人物の判断を表す情報である.事実性解析には,機能表現や,文節境界を越えて事実性に影響を与える語とそのスコープなどの 4 種類の問題が含まれており,性能の向上が容易ではない.本研究では,事実性解析の課題分析を行うために,機能表現のみを用いたルールベースの事実性解析器を構築し,1,533 文に含まれる 3,734 事象に適用した結果の誤りを分析した.このとき全ての事象表現について,付随する機能表現に対して人手で意味ラベルを付与した.その結果,主事象の事実性解析については,機能表現の意味ラベルが正しく解析できれば,現在の意味ラベルの体系と本研究で用いた単純な規則だけでも,90%に近い正解率が得られることがわかった.従属事象の事実性解析では,後続する述語やスコープといった従属事象特有の誤りが多く見られた.それらの要素についてさらなる分析を行い,今後の事実性解析の指針を示した.
主題
この書誌の出所
- jstage— 10.5715/jnlp.22.397(2026-08-12取得)
- openalex— W2314302466(2026-08-13取得)
引用
成田 和弥・水野 淳太・上岡 裕大・菅野 美和・乾 健太郎・Kazuya Narita・Junta Mizuno・Yudai Kamioka・Miwa Kanno・Kentaro Inui(2015) 誤り分析に基づく日本語事実性解析の課題抽出 『自然言語処理』 22(5) pp. 397-432
成田2015誤り分析に基づく日本