論文 ·対照・比較 ·未確認

奄美大島湯湾方言の総合的記述研究および音声・映像データの保存・公開

新永 悠人

crid
1040282257465635584
kaken
10J09531
jgn
JP10J09531
uri
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-10J09531/
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1040282257465635584

要旨

本研究の目的は、1)奄美大島湯湾方言の総合的文法書(レファレンスグラマー)を記述すること、2)湯湾方言の音声・映像データを記録・保存し(その一部を)公開すること、の2点である。以下、これらに関する研究実績の概要を述べる。 【研究実績の具体的内容】 本年度において、計6回(合計103日間)のフィールドワークを行った。実施内容としては、音韻、形態、統語、語用に関する聞き取り調査、及び自然談話の書き起こしである。この内、音韻に関しては、特にアクセントに注目して、学会発表を行った。また、形態、統語、語用に関しては、特に文法化と言われる現象に注目して学会発表を行った。その他の調査結果及び談話データは、現在執筆中の博士論文にまとめられている。 また、保存(及び一部公開)のためのデータ(音声・映像)に関しては、現在、ロンドン大学SOASのThe Hans Rausing Endangered Languages Projectの担当者に連絡を取り、データ提出に関する手続きを進めている。 【研究実績の意義・重要性】 消滅の危機に瀕している方言は、できる限り総合的な視野に立った研究を行い、その言語事実を正確に記述する必要がある。従って、音韻から語用までの各言語現象を調査し、それを学会などで発表した上で修正し、最終的に文法書の形にまとめることが望まれる。今年度行った調査、学会発表はその目的に適っている。 また、文法記述の内容を実際の音声・映像データにおいて(データ消失の危機を避けるとともに)確認することができるように、それを第三者機関に保存し、その一部を公開することは非常に重要である。その準備も、現在着実に進められている。

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1040282257465635584(2026-08-12取得)

引用キー: 新永奄美大島湯湾方言の総

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