論文 ·日本語 ·未確認
『国語に関する世論調査』の「慣用句等の意味や言い方」項目をめぐる言語規範意識(2) : 新聞記事に見られる意識の変化
- 刊行年
- 2025-03-10
- 収録
- 『人文』 pp. 47-67
- 出版
- 学習院大学人文科学研究所
- 言語
- 日本語
- NDL書誌ID
- 034109158
- CiNii CRID
- 1050022952227754240
- ハンドル
- http://hdl.handle.net/10959/0002003111
- URI
- https://glim-re.repo.nii.ac.jp/records/2003111
- ISSN
- 18817920
- URL
- https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I034109158
要旨
文化庁国語課が毎年行っている『国語に関する世論調査』の「慣用句等の意味や言い方」項目に関し、調査者である国語課側の言語規範意識の変化について論じた新野(2024)に続き、調査結果を報じる新聞記事の記述に見られる意識の変化について、平成22~令和4年度の調査を対象に論じた。調査の結果、27年度までは、意味や言い方が「本来か非本来か」という国語課側の意識を「正しいか誤りか」に置き換えるという「変換」が記事の見出しや地の文、表・グラフの中に目立ち、さらに文化庁関係者のコメントとして出されているものの中にも見受けられた。しかし、28年度以降明らかにそれらが見られなくなる。これは、新野(2024)で見たように国語課側が最近になるほどメディアでの「変換」への不満・違和感を示し、何が「本来」かは知ってほしいがそちらにひき戻そうという意図はない、と強調するようになっていることを、新聞側が汲んで対応した結果と考えられる。
主題
この書誌の出所
- ndl— 034109158(2026-08-12取得)
- ndl— R100000136-I1050022952227754240(2026-08-12取得)
- ndl— R000000025-I011290007234940(2026-08-12取得)
- cinii— 1050022952227754240(2026-08-13取得)
引用
新野 直哉・新野, 直哉(2025-03-10) 『国語に関する世論調査』の「慣用句等の意味や言い方」項目をめぐる言語規範意識(2) : 新聞記事に見られる意識の変化 『人文』 pp. 47-67 学習院大学人文科学研究所
新野2025国語に関する世論調査