論文 ·日本語 ·未確認
中国人学習者の作文誤用例から見る共起表現の習得及び教育への提言
- 刊行年
- 2006
- 収録
- 『日本語教育』 130(0) pp. 70-79
- 出版
- 公益社団法人 日本語教育学会
- 言語
- 日本語
- doi
- 10.20721/nihongokyoiku.130.0_70
- issn
- 0389-4037
- jstage_journal
- nihongokyoiku
- crid
- 1390302315058983424
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihongokyoiku/130/0/130_70/_article/-char/ja/
要旨
<p> 本研究は,日本語において一文中に見られる統語的な関係のある単語間の慣用的な組合せを共起表現と称し,中級程度の中国人日本語学習者の大量の作文データを利用して,学習者の形容詞及び形容動詞を含む共起表現の習得状況及び問題点を解明するものである。名詞と形容詞及び名詞と形容動詞の共起表現を中心に誤用分析した結果,誤用が20%近くを占めていることが分った。誤用を起こす形容詞は一部の初級レベルの属性形容詞に集中していること,誤用を起こす形容動詞には中級以上の漢字形容動詞が多いことが観察できた。学習者の形容詞の不十分な意味理解および形容動詞の過度使用の問題に対応して,形容詞と形容動詞に関する日中対照知識を運用すること,コーパスを利用して多義の形容詞を抽出すること,用法に制限のある形容詞の典型的な制限を提示すること,更に形容動詞における中国語の正の転移を活かした指導を考えることなどを提言した。</p>
主題
この書誌の出所
- jstage— 10.20721/nihongokyoiku.130.0_70(2026-08-12取得)
- cinii— 1390302315058983424(2026-08-12取得)
引用キー: 曹2006中国人学習者の作文誤