論文 ·日本語 ·未確認

宮崎玉緒編『詞の縄墨』の諸本 ―係り結び「はも徒」の扱いに注目して―

木田, 則子

刊行年
2024-07-31
収録
『大手前大学論集』 24 pp. 1-25
出版
Otemae University
crid
1050021758114534912
uri
https://otemae.repo.nii.ac.jp/records/2000266
issn
1882644X
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1050021758114534912

要旨

本稿は、宮崎玉緒編『詞の縄墨』(刊行年不詳)の諸本について、これまで閲覧し得た六本の調査内容を整理し、考察を加えるものである。幕末から明治にかけて活動した宮崎玉緒(一八二八-一八九六)は、現在では歌人、桜花研究家、桜画家として知られる人物である。一方、玉緒の日本語学者としての側面に触れるものは少ない。しかし、彼が江戸時代に行われた日本語研究を継承し、明治時代に発展させていった過程を辿ることは、近世から近代へと続く、日本語学の移行期を考える上で示唆するところがあるのではないだろうか。 玉緒の日本語研究の事跡において初期の著作であろう『詞の縄墨』は、晩年に刊行される『日本語学詞の八衢あはせかゞみ動詞之正格』(宮崎玉緒刊、明治二十七年〈一八九四〉)への学説の変化を見る上で基礎となる資料である。本稿では、諸本において特に内容の異同が顕著である係り結びの「はも徒」の扱い方を考察し、諸本を係り結び研究史の中に位置付ける。

主題

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  • cinii— 1050021758114534912(2026-08-12取得)

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