論文 ·日本語 ·未確認
中古の文章『枕草子』の混種語について
- 刊行年
- 2011-02-01
- 言語
- 日本語
- openalex
- W1893016323
- mag
- 1893016323
- issn
- 1225-1453
- URL
- https://openalex.org/W1893016323
要旨
本論文は、中古の文章『枕草子』における混種語と同時代の作品『源氏物語』における混種語を取り上げ、その?態について?照分析し、考察を加えたものである。 まず、作品に用いられている?語彙?は、『枕草子』より『源氏物語』のほうが2倍以上も多いが、それぞれの作品に含まれている混種語の割合は、『枕草子』には178語(3.4%)、『源氏物語』には418語(3.7%)で、ほぼ同じであった。各?の作品で占める漢語の割合に比べては多くの混種語が存在していることに?づいた。 次に、?作品の混種語を品詞によって分類してみると、?作品ともに他を壓して名詞と動詞とが顯著であり、全?の約90%を占めていた。そして、?作品において混種語の大部分を占める名詞と動詞の語例を語構成によって分類し、それらを?照してみると、混種語名詞の場合は、『枕草子』の場合は7種類、『源氏物語』の場合は8種類に分類された。そのなかで?作品ともに「漢語+和語」「和語+漢語」の語例が多く見られた。混種語動詞の場合は、その語構成が『枕草子』より『源氏物語』のほうがもっと多?であり、『源氏物語』においては三次的に結合している混種語も存在した。一次的混種語動詞の場合は、?作品ともに「漢語サ?動詞」のものが多?を占めており、複次的混種語動詞においても、漢語サ?動詞が構成要素として主に活躍して多くの混種語を生産していた。 それから、『枕草子』も『源氏物語』も中古の女房によって書かれたものであるが、その語彙の使用には個人的片寄りが相?あった。また、『枕草子』にも『源氏物語』にも多く登場する混種語は、名詞の場合、官職名または人を表す語が多く、動詞の場合は、漢語サ?動詞がほとんどであった。それらは中古中期の女房たちがごく一般的に使っていたものであるといえるであろう。
主題
この書誌の出所
- openalex— W1893016323(2026-08-12取得)
引用キー: 朴善玉2011中古の文章枕草子の混a