論文 ·日本語 ·未確認
二種類の能格構文の派生関係を巡って : “手绢哭湿了"“张三累倒了"をタイプに
- 刊行年
- 2017-03-01
- 収録
- 『語学教育研究論叢』 34 pp. 129-140
- 出版
- 大東文化大学語学教育研究所
- 言語
- 日本語
- crid
- 1050845763223224832
- uri
- https://opac.daito.ac.jp/repo/repository/daito/51908/
- ndl_bib_id
- 028075436
- naid
- 120006629452
- issn
- 0911-8128
- ndl_bib
- R000000025-I014360004035244
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1050845763223224832
要旨
本稿は影山太郎(1996)の「脱使役」「反使役」という考え方をベースに、中国語における二種異なる能格構文(副題に示している用に)の構造に分析を加えている。その結果、いわゆる表層能格が脱使役、深層能格が反使役という異なる文法手続きの適応された結果だと分かる。VPシェルの考え方に従うと、前者の対応する他動詞構文の「主語」が下位VP、そして後者に対応する他動詞構文の主語が上位vPの位置に現れるのである。この分析は、従来中国語にある脱使役、反使役が峻別しているという考え方と異なり、両者を統一的にとらえることの可能性を示している。これにより、表層能格は下位VPの主語が統語上抑制され、深層能格は上位vPの主語Causerが抑制され、この二種の手続きにより得られるという説明が出来る。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1050845763223224832(2026-08-13取得)
- ndl— R000000025-I014360004035244(2026-08-13取得)
引用キー: 李2017二種類の能格構文の派