論文 ·日本語 ·未確認
中国人日本語学習者の授受表現の習得状況に関する一考察 : 「コメントカード」から抽出した文に基づいて
- 刊行年
- 2022-02-01
- 収録
- 『鳴門教育大学国際教育協力研究』 15 pp. 69-74
- 出版
- 鳴門教育大学教員教育国際協力センター
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390854717648654592
- uri
- https://naruto.repo.nii.ac.jp/records/29329
- issn
- 1881-0799
- doi
- 10.24727/00029314
- ndl_bib
- R100000136-I1390854717648654592
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390854717648654592
要旨
授受表現は日本語特有の表現形式の一つである.「恩恵」,「視点」,「ウチとソト」などに関わることなので,外国人日本語学習者にとって,習得は困難だと考えられる.これまでの研究では,アンケート調査と文法テストなどを通して,学習者の習得状況を分析するのが一般的である.しかし,質問紙を使った調査は,被験者に研究者の目的を提示する危険があると指摘されている.そのため,より客観的なデータを得るために,本稿は自由に書かれた「コメントカード」を分析対象とし,中国人日本語学習者の授受表 現の習得状況を日本語母語話者と比較しながら,考察を行った.その結果,中国人日本語学習者の授受表現の「非用」1 が目立つとともに,「てくれる」の過剰使用も観察できた. また,「恩恵」に対する理解が不十分であることが分かった.これらの特徴は,中国人日本語学習者に授受表現を教える際の手掛かりになるのではないかと思われる.
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390854717648654592(2026-08-12取得)
- ndl— R100000136-I1390854717648654592(2026-08-12取得)
引用キー: 李2022中国人日本語学習者の