論文 ·日本語 ·未確認
自動詞に偏る自他両用漢語動名詞の取り扱い
- 刊行年
- 2024
- 収録
- 『日本語教育』 187(0) pp. 151-165
- 出版
- 公益社団法人 日本語教育学会
- 言語
- 日本語
- doi
- 10.20721/nihongokyoiku.187.0_151
- issn
- 0389-4037
- jstage_journal
- nihongokyoiku
- crid
- 1390308043759075200
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihongokyoiku/187/0/187_151/_article/-char/ja/
要旨
<p> 本稿は,「普及スル」の分析を通し,漢語動名詞の適切な産出のためには,それぞれの漢語について〈1〉自動詞・他動詞・自他両用動詞のいずれとして扱うか,〈2〉自動詞用法と他動詞用法が使われる文型,〈3〉名詞用法が使われる文型を明らかにする必要があると主張する。はじめに,漢語動名詞の他動詞用法の語形が「する」か「させる」かという観点から先行研究を概観する。次に,その使用が自動詞に偏る自他両用動詞「普及スル」の用例を分析し〈1〉他動詞は出現頻度が低く自動詞の使役形と意味的な違いがないこと等から自動詞として扱ってよい,〈2〉他動詞用法は主に目的を,自動詞用法は変化の結果を述べる際に使う,〈3〉名詞用法は「普及」という変化が起きたことを含意せず変化を起こすための取り組みを行うことを述べる場合に使う,ということを見ていき最後に「普及」がよく使われる文型リストを作成する。</p>
主題
この書誌の出所
- jstage— 10.20721/nihongokyoiku.187.0_151(2026-08-12取得)
- cinii— 1390308043759075200(2026-08-12取得)
- jstage— 10.20721/nihongokyoiku.187.0_151(2026-08-12取得)
引用キー: 村上2024自動詞に偏る自他両用