論文 ·日本語 ·未確認
福井県坂井市三国町安島方言の三型アクセント : 付属語のアクセントと型の中和
- 刊行年
- 2018-01
- 収録
- 『国立国語研究所論集』 pp. 99-123
- 出版
- 国立国語研究所
- crid
- 1390853649698186368
- uri
- https://repository.ninjal.ac.jp/records/1431
- ndl_bib_id
- 028864205
- naid
- 120006381943
- issn
- 2186-134X
- doi
- 10.15084/00001415
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390853649698186368
要旨
福井県坂井市三国町安島方言は,語の長さにかかわらず常に3つの型が区別される三型アクセント体系を有する。本稿ではまず,安島方言において区別される3つの型(A型,B型,C型)それぞれがどのようなピッチパターンをもって実現するかを詳細に記述する。続いて,助詞・助動詞等のアクセント上の振舞いを取り上げ,自立語に後続する助詞・助動詞の種類によって文節全体の音調と型の中和パターンが大きく変わる現象を記述する。例えば,2音節名詞に助詞「ナラ」が付いた場合は3つの型が全て対立するが,助詞「ドマ」が付くとA型とB型が中和し,「ヤロ」が付いた場合はB型とC型が中和する。最後に,A,B,C各型の音韻論的な解釈を試み,本稿では,2種の式音調と下げ核の有無の組合せにより3つの型が区別されるという解釈案を提示する。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390853649698186368(2026-08-12取得)
引用キー: 松倉2018福井県坂井市三国町安