論文 ·日本語 ·未確認

ダイアリー・スタディに関する一考察

松本 和子

刊行年
1988-03-31
収録
『日本教科教育学会誌』 12(4) pp. 123-128
出版
日本教科教育学会
crid
1390282680139997696
naid
110008094113
issn
0288-0334
doi
10.18993/jcrdajp.12.4_123
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282680139997696

要旨

ダイアリー・スタディは,言語学習のプロセスに関する日記の分析研究であり,クラスルームを中心とする第2言語習得研究において,最近顕著な増加の傾向を見せている質的アプローチである。ダイアリー・スタディの主たる利点は,言語習得に関する新しい仮説を生み出すだけでなく。言語学習において重要な役割を果たす新しいファクターを発見する点,クラスルーム内の自然な言語データを提供する点,さらに,言語学習における種々の心理的,及び個人的なファクターに光明を投じる点にある。クラスルーム内の言語学習プロセスを扱う創造的,探究的なダイアリー・スタディは,外国語の習得が形式的な教育環境の中にほぼ限定されているにもかかわらず,クラスルームにおける言語学習に影響を及ぼすファクターに関する研究データがほとんど得られていない今日の日本において,特に行う意義のあるものと考えられる。

この書誌の出所

  • cinii— 1390282680139997696(2026-08-13取得)

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