論文 ·日本語 ·未確認
古代語の移動動詞と「起点」「経路」
- 刊行年
- 2016
- 収録
- 『日本語の研究』 12(4) pp. 86-102
- 出版
- 日本語学会
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390001205787691520
- ndl_bib_id
- 027674293
- uri
- http://id.ndl.go.jp/bib/027674293
- naid
- 130005531156
- issn
- 13495119
- doi
- 10.20666/nihongonokenkyu.12.4_86
- jstage_journal
- nihongonokenkyu
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001205787691520
要旨
<p>本稿では,移動動詞に係る格助詞「より」と「を」が,「起点」と「経路」のどちらを表すかを検討する。「より」「を」を承けるかどうかと,その助詞が「起点」と「経路」のどちらを表すかという観点から,移動動詞をA~D類の4種に分類した。A類の動詞は,「より」「を」を承け,「より」は「起点」と「経路」を表し,「を」は「起点」のみを表す。B類の動詞は「より」,C類の動詞は「を」,D類の動詞は「より」「を」を承け,それらはすべて「起点」のみを表す。D類の「出づ」は「出現」を表す場合は「より」,「出発」を表す場合は「を」と結びつくという傾向が見られ,「出現」はB類,「出発」はC類の動詞と意味的特徴が共通する。以上のことから,助詞の用法は移動動詞の意味的特徴によって決定されるということを主張する。</p>
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390001205787691520(2026-08-12取得)
- jstage— 10.20666/nihongonokenkyu.12.4_86(2026-08-12取得)
引用キー: 松本2016古代語の移動動詞と起