論文 ·用例に日本語 ·未確認
高句麗、新羅、百済の古代三国における『尸』の音価とその言語的相違
- 刊行年
- 1996-02-26
- 収録
- 『言語科学』 31 pp. 15-38
- 出版
- 九州大学言語文化部言語研究会
- crid
- 1390861074218572416
- hdl
- https://hdl.handle.net/2324/6796331
- ndl_bib_id
- 3932868
- uri
- http://id.ndl.go.jp/bib/3932868
- naid
- 110000425207
- issn
- 02891891
- doi
- 10.15017/6796331
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390861074218572416
要旨
拙稿は三国時代の古代韓国語、即ち、高句麗語、新羅語、百済語において使用された漢 字音『尸』の読みを「三国史記・地理誌」と「郷歌」のすべての例文を取り上げ、その分析を試みたものである。高句麗語では「尸」はほとんどの場合/s,∫/と解読ができるのに対し、新羅語と百済語では「尸」はほとんどの場合/r,1/としか読み解くことができない。これは本来三国間、特に高句麗語と新羅語・百済語における言語的相違があまりないものと考えられてきたことに対して、新しい見解を与えるものである。またこの音韻上の二分法は現段階では証明は不可能かもしれないが、アルタイ諸語におけるそれと全く同じであることも支持しているように思う。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390861074218572416(2026-08-12取得)
引用キー: 板橋1996高句麗新羅百済の古代