論文 ·対照・比較 ·未確認

南琉球宮古語諸方言における言語バリエーションの記述と言語の記録・保存

林 由華

crid
1040282256750758400
kaken
13J40096
jgn
JP13J40096
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https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13J40096/
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1040282256750758400

要旨

本研究は、宮古語諸方言のバリエーションの在り方を記述・記録することを目的とし、宮古語の複数方言(池間、伊良部、大神、狩俣、荷川取、久松、来間、新城、多良間)において、A :文法概説レベルでの全般的な比較対照ができるデータを揃える、B :特に宮古語特有、かつ方言差が認められる文法現象について、方言間の詳細な対照研究により明らかにする、C :それらの活動を通して得られたデータをアーカイブする という3つの柱の元に行われ、本年度においては、以下の成果を得た。 まず、Aの一部およびCの成果については、これを公開するためのウェブサイトを作成した (「みゃーくの方言 ―宮古語諸方言の記録―」http://miyakogo.ryukyu 2017年4月現在試公開中)。ここでは、諸方言の書き起こしや訳を付した映像コンテンツを中心として、方言の文例、概説、語彙などが視聴でき、研究者以外でも活用できるものとなっている。現在、Cの成果である諸方言の動画は、池間西原、狩俣、新城、久松、荷川取、来間のものについて書き起こし・内容確認を行い、試公開中である。Aの成果については、本サイトの方言概説に順次公開する。 Bについては、池間西原方言を中心に係り結びに関連する情報構造やモダリティの記述を進展させ、係り助詞の出現と述語動詞のモダリティに相関関係があること、述語が動詞否定形である場合に文中要素はデフォルトで非焦点形をとること、述語焦点形の形式的特徴を記述するとともにが可能表現への文法化を見せていることなどを明らかにし、学会発表を行った。また、テンス・アスペクト・ヴォイスについて、池間方言におけるヴォイス交替とアスペクトの関連現象について調査を行い、学会発表予定である。

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1040282256750758400(2026-08-12取得)

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