論文 ·日本語 ·未確認
「見証」「顕証」の成立と意味用法:中国文献との比較による
- 刊行年
- 2025-03-28
- 収録
- 『広島女学院大学人文学部紀要』 pp. 74(1)-54(21)
- 出版
- 広島女学院大学人文学部
- crid
- 1050303932806756224
- uri
- https://hju.repo.nii.ac.jp/records/2000163
- issn
- 2435-3124
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1050303932806756224
要旨
本稿は、「見証」を取り上げ、その成立事情と、日本における意味用法について検討した。「見証」は、「源氏物語」などの和文においてはすべて平仮名で表記されることから、「顕証」との混乱が生じている。この点につき、和文、古記録、有職故実関係資料、古文書等、さまざまな分野の資料の用例に基づき、個々の意味を確認することにより、「見証」と「顕証」は別語であって、意味も異なることを指摘した。また、「見証」「顕証」は、漢籍や仏典に「見証」の用例があるものの「源氏物語」の「見証」とは意味が異なること、「顕証」は漢籍や仏典に用例が見られないことから、「見証」「顕証」ともに、日本で成立した語であると結論付けた。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1050303932806756224(2026-08-12取得)
引用キー: 柚木2025見証顕証の成立と意味