論文 ·日本語 ·未確認
広島県立文書館蔵中曽家文書・原田家文書の角筆文献
- 刊行年
- 2026-03-18
- 収録
- 『広島女学院大学人文学部紀要』 pp. 56(1)-39(18)
- 出版
- 広島女学院大学人文学部
- 言語
- 日本語
- crid
- 1050589221515880576
- uri
- https://hju.repo.nii.ac.jp/records/2000205
- issn
- 2435-3124
- ndl_bib
- R100000136-I1050589221515880576
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1050589221515880576
要旨
広島県立文書館所蔵の中曽家文書と原田家文書の漢籍を対象に角筆の書入れの確認調査を行なった。結果として34点の角筆文献が確認できた。江戸時代に刷られた漢籍のうち、特に四書五経(大学、論語、孟子、中庸、易経、書経、詩経、礼記、春秋)や漢詩(三体詩、古文真宝など)には、かなりの確率で角筆が書き入れられていることが、今回の調査でも確認できた。これに加えて、墨筆や朱筆の書入れ、不審紙など、明確に勉強のために使用した形跡があれば、角筆が書き入れられている確率は高くなると思われる。今回、見つかった角筆文献は、墨書からいずれも素性がしっかり分かる文献である。言語事象としては、従来の調査文献と同様、開合の乱れ、合拗音の直音表記、長音の短呼などが見いだされた。授業の一環として、学生を伴った調査であり、文字文化の伝統を若い世代に引き継ぐという意味でも、有意義な調査であった。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1050589221515880576(2026-08-12取得)
- ndl— R100000136-I1050589221515880576(2026-08-12取得)
引用キー: 柚木2026広島県立文書館蔵中曽