論文 ·日本語 ·未確認

社会言語学的観点からみたローマ字化国語国字運動―「ローマ字ひろめ会」の実態を巡って

柿木 重宜

刊行年
2022
収録
『関西外国語大学研究論集』 115 pp. 33-50
出版
関西外国語大学・関西外国語大学短期大学部
言語
日本語
crid
1010013168600250240
uri
https://kansaigaidai.repo.nii.ac.jp/records/8054
ndl_bib_id
032039327
issn
03881067
doi
10.18956/00008019
ndl_bib
R100000136-I1010013168600250240
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1010013168600250240

要旨

柿木(2019)では、言語学者藤岡勝二(1872‐1935)の言語思想を軸にして、ローマ字化国語国字運動の実態を考察した。藤岡は、東京帝国大学文科大学言語学科教授を25年余り務め、生涯ヘボン式ローマ字の正当性を唱え、ローマ字化国語国字運動に尽瘁した。しかしながら、彼が牽引した「ローマ字ひろめ会」の実態については、未だ十分に考察できたとはいえない。この点を考慮して、本稿では、「ローマ字ひろめ会」を構成した人物に焦点をあてた。特に、51名の評議員の経歴について調査した結果、彼らが、研究者、政官財の重鎮であり、会の象徴的存在であったことが明らかになった。また、ローマ字化国語国字運動の要因に、文字の「光背効果」が深く関わっていることについても言及した。さらに、「ローマ字ひろめ会」の機関誌『RÔMAJI』の実態を考察することによって、国語国字問題の研究が、社会言語学において頗る重要な研究テーマになりえることを論証した。

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1010013168600250240(2026-08-12取得)
  • cinii— 1390573242617215488(2026-08-12取得)
  • ndl— R100000136-I1010013168600250240(2026-08-12取得)
  • ndl— 032039327(2026-08-12取得)

引用キー: 柿木2022社会言語学的観点から

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