論文 ·用例に日本語 ·未確認
言語学会の機関誌『言語学雑誌』の資料的価値について : 日本における近代言語学史の観点から
- 刊行年
- 2023-09
- 収録
- 『研究論集』 118 pp. 19-35
- 出版
- 関西外国語大学・関西外国語大学短期大学部
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390579377445502592
- uri
- https://kansaigaidai.repo.nii.ac.jp/records/2000025
- ndl_bib_id
- 033090063
- issn
- 03881067
- doi
- 10.18956/0002000025
- ndl_bib
- 033090063
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390579377445502592
要旨
本稿では、日本における近代言語学史の観点から、言語学会の機関誌『言語学雑誌』の資料的価値について考察した。本雑誌の考察については、これまで、様々な言語学的観点から検討を試みたが、未だ全貌を解明するには至っていない。 上記の考察の結果、当時の『言語学雑誌』は、比較言語学、音声学等のような現代言語学の研究対象を包含すると同時に、国語国文学、梵語学等の他分野の研究も対象にしていたことが判明した。また、「待遇表現」研究、アイヌ語等の個別言語学の研究もすでに行われている。『言語学雑誌』は、18 冊だけしか刊行されていないが、日本における近代言語学の誕生にとって、貴重な論考が多数寄稿されているのである。本雑誌は、「博言学」から脱し、新しき「言語学」という学問が誕生する過渡期の中で成立している。現代言語学界の成立過程を知る上で第一級の学術雑誌であり、今一度見直されるべき資料的価値を有する文献なのである。
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390579377445502592(2026-08-12取得)
- ndl— 033090063(2026-08-12取得)
引用キー: 柿木2023言語学会の機関誌言語