論文 ·日本語 ·未確認

複合動詞「Vおく」の用法とその衰退

永澤 済 済 永澤

刊行年
2017-03-31
収録
『名古屋大学日本語・日本文化論集』 24(24) pp. 27-44
出版
名古屋大学国際言語センター
言語
日本語
crid
1390572174449499520
hdl
http://hdl.handle.net/2237/25999
uri
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/23835
ndl_bib_id
028561095
naid
120006220435
issn
1348804X
doi
10.18999/nagdnn.24.27
openalex
W2616083831
mag
2616083831
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390572174449499520

要旨

複合動詞「Vおく」衰退の実態を、資料から得た実例とコーパスにおける用例数推移により示した。「Vおく」は、古代から近代まで前項Vに多様な動詞をとる生産性の高い複合動詞として多用され「送置」「差遣し置く」「要求し置く」等の形で、(a)存在、(b)効力持続を広く表すものであった。しかし、現代には、前項Vに立つのは「書く」「取る」等の限られた動詞のみとなっている。この変化について近代コーパスで調べた結果、「Vおく」の用例数は、1895年の300例あまりから徐々に減少し、1925年時点では約10分の1の30例であった。このことから、「Vおく」は近代に用法が限定化し、現代のような生産性の低い複合動詞に変化したと結論した。

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1390572174449499520(2026-08-12取得)
  • openalex— W2616083831(2026-08-12取得)

引用キー: 永澤2017複合動詞Vおくの用法

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