論文 ·日本語 ·未確認

留学生への作文教育(2) : クラスにおける相互の高め合い

永澤 済

刊行年
2019-03-31
収録
『名古屋大学日本語・日本文化論集』 26 pp. 57-89
出版
名古屋大学国際言語センター
言語
日本語
crid
1390853649426285952
hdl
http://hdl.handle.net/2237/00030037
uri
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/27838
naid
120006603127
issn
1348-804X
doi
10.18999/nagdnn.26.57
ndl_bib
R100000136-I1390853649426285952
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390853649426285952

要旨

上級日本語(文章表現)クラスにおける作文教育の実践例を示し、相互の高め合いが生まれる土壌、および留学生への作文教育が何をめざすべきかについて考察する。本クラスは、大学の社会科学系学部に属する2年生向けの通年必修授業である。前期に準備的教育、後期に本格的な執筆活動を位置づけている。執筆活動では、学生の関心や特性に配慮して課題を設定。ドキュメンタリーの要旨説明、本や映画の紹介、エッセイ、他の授業で書いたレポートの改稿といった課題において、相互の高め合いが作文を向上させた。留学生への作文教育は、非母語の不利を克服すべく「正しい日本語」を目指すという方向性もあろうが、本授業ではそのような方針はとらない。執筆活動を自己表現と位置づけ、自己の内外をより深く見つめる機会とすることに主眼をおく。そこでの教師の役割は、書く内容を育み、書きたい内容を引き出す支援をすることであろう。相互の高め合いも、そうした支援を基盤に生まれるものと考えられる。

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1390853649426285952(2026-08-12取得)
  • ndl— R100000136-I1390853649426285952(2026-08-12取得)

引用キー: 永澤2019留学生への作文教育2

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