論文 ·日本語 ·未確認
眼の起源と脊椎動物の色覚進化
- 刊行年
- 2017-01-01
- 収録
- 『JAPANESE ORTHOPTIC JOURNAL』 46(0) pp. 1-25
- 出版
- Japanese Association of Certified Orthoptists
- 言語
- 中国語
- openalex
- W4236658123
- doi
- 10.4263/jorthoptic.046i001
- issn
- 0387-5172
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jorthoptic/46/0/46_046I001/_pdf
要旨
眼は単細胞真核生物の無方向性光センサー、色素遮蔽体による方向性光センサー、その集合化による低解像度視覚センサー、そして限られた分類群(頭足類、節足動物、脊椎動物)でその高密度化による高解像度視覚センサーへと進化した。高解像度視覚センサーはカンブリア紀初期(約5億3000万年前)には既に完成した。光センサーの分子実体はタイプIIロドプシンであり、動物と菌類の共通祖先の単細胞真核生物の時代(10~20億年前)にGPCRファミリーのメラトニン受容体から分化した。視覚センサーに使われている節足動物の感桿型オプシン(R-opsin)と脊椎動物の繊毛型オプシン(C-opsin)は、すでにヒトとクラゲの共通祖先で出現した。単純から複雑へと眼は進化したが、各段階がその必要に対して完成している。だからこそそれらは今も継続し、一方で短期間に複雑化できた。
主題
この書誌の出所
- openalex— W4236658123(2026-08-12取得)
引用キー: 河村2017眼の起源と脊椎動物の