論文 ·日本語 ·未確認

<実践報告>日本語学習システム「さみどり」 --京都大学国際高等教育院附属日本語・日本文化教育センターウェブ教材開発の実践報告--

湯川 志貴子 家本 太郎 湯川, 志貴子 家本, 太郎

刊行年
2019-03
収録
『京都大学国際高等教育院紀要』 2 pp. 35-55
出版
京都大学国際高等教育院
言語
日本語
crid
1390009224847327616
hdl
http://hdl.handle.net/2433/242799
ndl_bib_id
030496956
uri
http://id.ndl.go.jp/bib/030496956
naid
120006649530
issn
24339512
doi
10.14989/ilas_2_35
ndl_bib
R000000025-I012210004073047
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390009224847327616

要旨

本稿は、日本語学習者を対象としたウェブ教材「さみどり」(2012年公開)の開発について概説したものである。本学が受け入れる留学生の多様化に伴い、より体系的に日本語が学習できるウェブ環境の整備が必要となったことを受け、2018年3月に「さみどり」の全面リニューアルを実施した。留学生が渡日してから受講する正規日本語科目において円滑に学習が続けられるように、来日前から、かな、語彙、文法の基礎を築く手段を提供することが、今回のリニューアルの目的であった。本稿前半では、「さみどり」の基本コンセプト、システムの主な機能、リニューアルの際に行った改良・拡充、また新たに作成した初級日本語教材について述べた。本稿後半では、この新教材の文法シラバスの基準となる、「さみどり」における動詞導入の基本的な考えを概観した。従来の日本語初級教科書は、「マス形」中心の教授法が主流であるが、このシステムではこれは採らない。日本語と言語類型論的に動詞組織が非常に似ていて、「文典」が整い、動詞導入の「標準」が確立しているドラヴィダ諸語のテキストの例を参考にした。かつ、この標準に則っても整合性をもつ益岡・田窪(1992)および菊地(1994)の枠組みを基本とし、また、海老原(2015)をも参照し、「ナイ形」、「マス形」、「辞書形」、「条件形」、「意向形」および「テ形」を動詞基本形として構成した。

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1390009224847327616(2026-08-12取得)
  • ndl— R000000025-I012210004073047(2026-08-12取得)

引用キー: 湯川2019<実践報告>日本語学

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