論文 ·日本語 ·未確認
話し言葉と書き言葉における敬語名詞の語彙比較
- 刊行年
- 2020
- 収録
- 『計量国語学』 32(6) pp. 315-330
- 出版
- 計量国語学会
- 言語
- 日本語
- doi
- 10.24701/mathling.32.6_315
- issn
- 0453-4611
- jstage_journal
- mathling
- crid
- 1390570930252243584
- ndl_bib_id
- 030664745
- uri
- http://id.ndl.go.jp/bib/030664745
- naid
- 130008090377
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/mathling/32/6/32_315/_article/-char/ja/
要旨
本研究は,『日本語日常会話コーパス』(CEJC)モニター公開版と『現代日本語書き言葉均衡コーパス』(BCCWJ)のコアデータを用いて,話し言葉と書き言葉における敬語名詞(接頭辞「お」/「ご」が付いた名詞)の使用傾向を比較分析したものである.分析の結果,1)敬語名詞は,CEJC・BCCWJともに,尊敬語・謙譲語に比べて美化語の使用頻度が高く,両データを比較すると,CEJCのほうが美化語が使われやすく,尊敬語や謙譲語はBCCWJのほうが使われやすいこと,2)尊敬語については,CEJCとBCCWJで高頻度語の項目に違いが見られること,3)謙譲語については,特にCEJCにおいて敬語名詞の頻度が低く,謙譲語の空洞化が示唆されること,4)美化語については,クラスター分析により,CEJC・BCCWJともに4つのクラスターが得られ,特に美化語の出現率が高い語群については,CEJCでは派生的な傾向を,また,BCCWJでは語彙的な傾向を示すことが明らかになった.
主題
この書誌の出所
- jstage— 10.24701/mathling.32.6_315(2026-08-12取得)
- cinii— 1390570930252243584(2026-08-12取得)
引用キー: 滝島2020話し言葉と書き言葉に