論文 ·対照・比較 ·未確認
言語から考える九州から琉球へのヒトの移動 : 語彙と文法から移動の時期を考える
- 刊行年
- 2019-04-26
- 収録
- 『国際琉球沖縄論集』 pp. 1-10
- 出版
- 琉球大学島嶼地域科学研究所
- crid
- 1050574201770873344
- hdl
- http://hdl.handle.net/20.500.12000/46725
- uri
- https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/records/2012593
- ndl_bib_id
- 029794708
- naid
- 120006884810
- issn
- 2186-7933
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1050574201770873344
要旨
北琉球語と南琉球語は文法、語彙の面で大きな違いが見られる。南琉球語と北琉球語と九州方言を比較し、(1)南琉球語には南九州琉球祖語に遡る要素が存在すること、(2)南琉球語に存在し北琉球語に見られない要素がかつては北琉球語にも存在したこと、(3)北琉球語と九州方言に共通するが,南琉球語に見られない要素があることを確認した。そのことから、南北琉球語の言語差は九州から琉球列島への人の移動の大きな波が2 回あったことに由来することを主張する。考古学等の研究成果を参考にすれば、南琉球に南九州琉球祖語を保持した人々の移動の時期は、10 世紀から12 世紀である。2 回目の人の移動によって北琉球で貝塚時代が終わり、グスク時代が始まった。南琉球にもグスク文化は伝わったが、その言語体系を大きく変化させるほどのものではなかった。
この書誌の出所
- cinii— 1050574201770873344(2026-08-12取得)
引用キー: 狩俣2019言語から考える九州か