論文 ·日本語 ·未確認

「しょうちゅう」か「じょうちゅうか」?

玉岡 賀津雄 池田 史子

刊行年
2010
収録
『言語研究』 137(0) pp. 65-79
出版
日本言語学会
言語
日本語
crid
1390573242514025600
issn
0024-3914
doi
10.11435/gengo.137.0_65
jstage_journal
gengo
URL
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390573242514025600

要旨

<p>本研究では,芋,蕎麦,米,麦,黒糖の5種類の第1要素が第2要素である焼酎の連濁に対してどのように影響するかを鹿児島,大分,福岡,山口,広島,静岡の6つの方言地域で調査した。405名に対して質問紙調査を行い,5種類の第1要素と6種類の方言地域の2つの変数が焼酎の連濁の有無(/s/または/z/)を予測するかどうかについて,決定木(decision tree)分析によって検討した。その結果,焼酎の連濁の予測には,第1要素の焼酎の種類が有意な影響力を持っていた。焼酎の連濁頻度は,決定木分析のデンドログラムに示したように(Figure 1を参照),4つのグループに分かれた。まず,(1)芋焼酎の連濁が93.83%で最も多かった。次に,(2)米焼酎が88.89%,蕎麦焼酎が84.69%と同程度の連濁頻度であった。さらに,(3)麦焼酎が72.59%とやや低かった。最後に,(4)黒糖焼酎が56.44%であり,ランダムの50%に近い連濁頻度であった。一方,6つの方言地域は,焼酎の連濁頻度に影響しないことが分かった。少なくとも,焼酎の連濁については,地域差がないようである。</p>

主題

この書誌の出所

  • cinii— 1390573242514025600(2026-08-12取得)
  • jstage— 10.11435/gengo.137.0_65(2026-08-12取得)

引用キー: 玉岡2010しょうちゅうかじょう

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