論文 ·日本語 ·未確認
福島方言のノダッケ : 実は俺、まだ学生なんだっけ
- 刊行年
- 2008-03
- 収録
- 『阪大社会言語学研究ノート』 8 pp. 14-29
- 出版
- 大阪大学大学院文学研究科社会言語学研究室
- 言語
- 日本語
- crid
- 1390290699785580672
- hdl
- https://hdl.handle.net/11094/23241
- naid
- 120004945509
- doi
- 10.18910/23241
- ndl_bib
- R100000136-I1390290699785580672
- URL
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390290699785580672
要旨
福島方言の文末詞ケは「思い出し」の意味しか持たない(§2. )。しかし、ノダにケが接続したノダッケという表現のなかに、ケの「思い出し」の意味にはそぐわないものが見られる( §3. )本稿では、このノダッケを、ひとまとまりの文末表現として分析した。その特徴は以下の通り。形態統語論的特徴 : 必ず平叙文の文末に生起する。また、いずれの文末詞とも共起しない(§4.)基本的意味 : 先行文脈に対する説明づけ、あるいは後の文脈の前置きとして、聞き手にとって未知と話し手が考えている情報を提示する(§5. 1.)。ノダッケは、ノダと同じく説明づけに関わる表現だが、ノダよりも使われる用法は限られている。つまり、ノダの様々な用法のうち、次の3つの条件を満たす場合にしか使えない(§5. 2.) 。①対人的な用法②前か後いずれかの文脈との関係づけが見られる③当該の情報が聞き手にとって未知である(と話し手が考えている)談話的な面では、話し手のターンを維持するために使われることがある(§5. 3. 1.)。また、聞き手に反発をするような場合、特殊な現れ方をする(§(5. 3.2)
主題
この書誌の出所
- cinii— 1390290699785580672(2026-08-12取得)
- ndl— R100000136-I1390290699785580672(2026-08-12取得)
引用キー: 白岩2008福島方言のノダッケ